野村総合研究所の成人を対象とした調査結果を新聞で見ました。孤独を感じても相談したいとは思わない人が4割だそうです。その理由を見て、心理療法を経験してもらいたいと思いました。
「相談しても孤独を感じることは変わらない」
→孤独を感じることは変わらないかもしれませんが、相談することで何かが変わることを経験してください。
「相談するほど深刻な孤独ではない」
→相談するほどではないうちに相談してください。
「相談することで人に迷惑をかけたくない」
→臨床心理士は専門家としてお話をお聞きします。迷惑などとは決して思いません。
人は生まれた時から孤独と戦っています。赤ちゃんもお母さんを求めて必死で泣いて、段々に少し待てばお母さんが戻ってくることを知っていきます。このことは、ものすごい心の発達だと思います。乳児観察をすれば、それをありありと見てとることができます。お母さんもまた孤独を感じることがあるようです。孤立が虐待の要因の一つになっているのは周知のことです。幼児さんになっても、小学生になっても、思春期になったら特に、子どもも孤独を感じるものです。言葉にならなくても、どこかで感じています。
お話しを聞いてもらうことを経験してみませんか。
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