近くの学校もクリスマスイルミネーションが綺麗です。
この季節、「悪いことをしたから、クリスマスプレゼントはなしにしてもいいですか」とお尋ねをいただくことがあります。きっと、お尋ねいただくということは、そんなことしない方がいいのかもしれないというお気持ちがあるのだと思います。その通りです。私のお答えはいつも、「罰を与えることは得策ではありません」です。罰を与えると、今度は子どもが「罰をしてもいいよ(例えば:クリスマスプレゼントをくれなくてもいいよ)」と言って「悪いこと」をしたら、次に打つ手はありますか。
クリスマスプレゼント(例えば)と「悪いこと」は別の話です。先ずは「悪いこと」をした子どもの考えを聞いてみてください。何か事情があるかもしれません。本当に「悪いこと」なら、せざるを得なかった気持ちを受け止めて、どうしてダメなのか教えてあげてください。ウィニコットという人は、子どもの「悪いこと」には希望があると言うています。せざるを得ない気持ちを受け止めて理解してくれる大人が必ずいるという希望です。子どもの本当のニーズは、ここにあります。どんな気持ちなのかは、みんなそれぞれ。時にはしばらくセラピーをして分かってくることもあります。
とにもかくにも、クリスマスプレゼントは楽しい思い出を作るために使ってくださいね
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